自分が使った花材事典:フサスグリ

2019年7月11日

フサスグリは、非常に好きなんですが、うまく生けられたためしがありません。

スグリの実です。
よく、外国のクックブックとかに出てくる「レッド・カラントの砂糖漬け」などは、この実を使っているのだと私は思っているのですが……でも、切花で出回っている品種と食用品種は別物の場合もあるので、あまり断定的なことは言えません。

きれいな色の実です。

よく熟した真っ赤な部分も、若さの残る淡い色の部分も、どちらも魅力的。

フサスグリは、名前のとおり、実が房になっています。
花材にするときには、下の画像のように、下垂する姿を生かしてみるのも面白いです。

上に、「うまく生けられたためしがない」と書きましたが、フサスグリは好きなんだけど生けにくい、と思っている人は、私だけではないと思います。
フサスグリの実は、美しさ、かわいらしさを併せ持って魅力満点ですが、枝の表情は非常にぶっきらぼうです。高さをかせぐ以外に、枝をうまく役立てた記憶がありません……。

葉っぱは、かわいいですよ。この記事の画像では、小さな葉っぱしか付いていませんが、それは私が生けるときに取ってしまったからで、下の画像の葉っぱよりも、4~5倍の大きさの葉が付きます。(実だけを積み上げるみたいな生け方をしたので、葉っぱは取ってしまいました)

フサスグリの実は、キャンディーみたいでもあり、宝石みたいでもあります。

いけばな花材の実物の中では、一番透明度が高いキラキラ系だと思います。

生けている最中に落ちた実を拾って……

まったくのいたずら心で種を取ってみました。

発芽する可能性は激低いように思いますが、たわむれにまいてみようと思います。