晒しホウキ

おなじみの晒し素材、ホウキです。とっくの昔にアップしたと思っていました。

数日前に、自分で記事検索していて、ホウキの記事が無いことに気づきました。私には、ずいぶん前に画像を作った記憶があったので、「なんで無いの? 間違って消した?」などと思ったのですが、よく思い出してみたら、画像を作ったものの、白バックで撮ったためにようわからん画になっていたので、「今度カラーバックで撮りなおそう」とか思いながらアップするのをやめたのでした。

というわけで、このようなバックの画像になっております。

ホウキ、つまりホウキ草を漂白したものです。
いけばなには、よく使われるドライ素材です。手で曲げて形を作れるので(だいぶ自由に作れるので)、とても人気のある素材です。大きさにもよりますが、比較的安価なので、初心者用の稽古花に入ってくることもあります。

さらしてあるものは、保存は何年でもできるのですが、よほどきれいにとっておかないと、純白の美しさがどんどんなくなっていきます。まっしろが薄ベージュになり、なんとなく汚いベージュになり……となると、あまり生けたくない物体になってしまいます。
私は、晒しホウキを入手すると、純白のうちに何度か使って、「きれいじゃなくなってきた」と感じる前に、わりと思い切りよく捨てることにしています。

マメな人は、キレイじゃなくなってしまったと思ったら、自分で着色することもできます。スプレーか、水没が良いと思いますが、私はきわめて不器用なので、着色をきれいに作る自信がないものですから、今まで着色にトライしたことがありません。多分、よほど必要に迫られなければ、今後もやらないと思います。