ガラス保存瓶

2023年3月22日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


記録しとかなきゃいけないような花器では全然ないんですが、一応すべての花器の在庫管理と思ってアップしようと思います。

100均で買ったガラス瓶です。たしか、キャンドゥだったような気がします。
安ものですけど、ガラスがちょっと乳白色できれいだったりするところが気に入っています。

タイトルに「保存瓶」とあるように、この商品には蓋がついて、本来は中に物を格納するためのものとして製造されたんだと思います。

でも、私はこれを、蓋を取って花瓶としても使ってしまいます。
正確に言うと、花瓶にもするし、ドライ素材やポプリの保存瓶にもする、という使い方をしています。

花瓶と保存瓶に兼用すると、良いことが一つあります。
それは、きれいに使おうとする、ということです。ポプリを入れるかもしれない器に、汚れをためるなんてもってのほか、と思います。花瓶目的にしか使わないと、
「普段は、使ったあとはざざっとゆすぐだけ。年に数回、汚れてるな、と思ったときだけ本気でがーーっと洗う」
みたいな管理の仕方になりがちです。

こういうものは、一度「きれいに使い続ける」ルールを破ってしまうと、二度とそのルールが復活できなくなる危険があるので、「一度破ったら終わりだ」と思うことにしていて、おかげで今日まできれいに使っています。
……100円なんですけどね。もっときれいに使うべき器があるだろ、って感じですが。

↑恒例の口の大きさチェック。

これがまた頃合いの大きさでして。適当に花を放り込むのには実にちょうどいい大きさです。一輪挿しよりももうちょっと大きい器が欲しい、というときには、こいつがあれば大体丸く収まります。

「収まる」と言えば、この瓶に杉の小枝を収めてみたら、それだけで飾ってもいいかもしんないなあと思ったことがありました。

↑なんか知りませんけど、「飾り物として成り立ってる」と見えません?
私は杉の色や大きさも、余白の大きさも、何一つ吟味していません。文字通り放り込んだだけです。
でも、それで蓋をしてしまうと、「これはこれで完結しておりますが何か?」みたいな主張を持ち始めて、なんか人はこれを許してしまうようなところがあります。
やってみたら、これは生花でもやれました。

蓋をしてしまうと、何かが許される。これは無視できない視覚上の「秘密」へと至る道ではないのか、と思います。ハーバリウム人気などは、この「秘密」にだいぶ寄りかかっているんじゃないでしょうか。