自分が使った花材事典:バンクシア
私が子供のころは、バンクシアなんて特殊すぎる花材だったのですが、今では稽古花にも入ってくるようになりました。
それでも、初見の人には、やはりこの見た目は「特殊な花」ではあるかもしれません。
バンクシアは、オーストラリアからやってきます。国産が出荷されているとは聞いた覚えが無いので、今でもオーストラリアから渡ってきているのだと思います。
伝票に、よく「ネイティブフラワー」と書いてあるので、花屋によっては「ネイティブフラワー」という札を付けて売られていることもあります。しかし、ネイティブフラワーというのは、南半球産の、見た目がワイルドな花の総称なので、「この花の名前」を知っておきたいなら、「バンクシア」と覚えてください。(ただし、バンクシアにもたくさんの品種があるので、この画像とは見た目の違うバンクシアもあります)
↑一本の姿はこんな感じです。
バンクシアは、プロテアやピンクッションに近い仲間です。そう思ってみると、「なるほど似ている」と思えるでしょう。
プロテアやピンクッションも、花の部分が不思議な感じですが、このバンクシアもすごく不思議な感じです。
触ってみると、なんかけば立っていて、こういう布あるよね、と思います。ふかふかの触り心地です。
このバンクシアは、自分の稽古に使ったものですが、家に持ち帰ってからすぐに空の花瓶に放り込んで、ドライにしてしまいました。
触ってみるとわかるのですが、全体的にかさかさしていて、フレッシュなときからすごくドライに近いと感じられます。
ドライ化に要した時間は、2日程度でした。
いずれ、「ドライバンクシア」としてアップしようと思います。アップしました→バンクシア(ドライ)
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