自分が使った花材事典:カーネーション(パープルピンク)

ピンク味の強い、あま~い色合いのカーネーションです。

この花は、好き嫌いで言うと、「好き」でした。最近のカーネーションは、昔よりずっと良いと思うことが多いです。
花の色、開き方、花持ち、枯れっぷり、全部進化していると感じます。

「枯れっぷり」とは何かというと、花の中には、枯れ方がすごく汚く見えるやつがあって、そういうのは「嫌な枯れっぷり」だと思うわけです。最近のカーネは、嫌な枯れっぷりではなく、不快感の少ない枯れ方をしてくれると思っています。

この花は、4月末頃に、母の日用の講座で使ったものです。10年以上前は、そういう講座の花材は、赤カーネでないと物足りなそうな人がいたものですが、最近は、ベージュだろうが薄緑だろうが、あまり頓着されなくなってきました。個人的には、良い傾向のように思います。