円通院 バラ園(宮城県)

2021年9月1日

円通院 バラ園とは

円通院 バラ園は、宮城県松島にある、臨済宗妙心寺派の寺院、円通院内にあるバラ園です。
お寺なので墓地もあり(上の画像の奥のスペースが墓地)、墓参りの花を持った人がバラ園を通り抜けていく光景も見られます。

円通院は、松島湾をめぐる遊覧船の桟橋からほど近く、松島を訪れた観光客がよく立ち寄るスポットでもあります。

円通院 バラ園は、お寺の中の静かなバラ園

円通院の中で、バラ園は奥まったところにあり、外部の音も届かず静かな区域です。
また、バラ園で有名な寺院ではあるものの、いわゆる「有名バラ園」(ハウステンボスや京成バラ園のような)並みの混雑はないので、ゆっくりと心静かにバラを楽しむことができます。

円通院にバラ園があるのはなぜ?

円通院にバラ園が作られたのは、寺院内の「三慧殿」にある、伊達光宗のまつられた厨子にバラが描かれていることに由来します。
厨子の意匠になったバラは、伊達政宗の命により、ヨーロッパに渡った支倉六右衛門が日本に持ち帰った海外の植物を描いたものがもとになっています。
六右衛門の持ち込んだバラは、「日本に入ってきた最初の洋バラ」と言われています。

円通院は、紅葉も有名

円通院には、カエデなどの樹木も多く、紅葉スポットとしても有名。「松島紅葉ライトアップ」の観光企画に参加していて、ライトアップ期間だけは、夜の拝観が可能です。

10月下旬くらいから11月上旬くらいまでは、秋バラと紅葉を両方楽しめます。

品種数など

バラ園の面積は、約230平方メートル。そこに、約100品種、約200株のバラが植栽されています。

アクセス・その他

  • JR松島海岸駅より徒歩5分
  • 拝観時間・拝観料……公式サイトで確認を→円通院
  • 年中無休