生田緑地ばら苑（神奈川県）
生田緑地ばら苑とは
生田緑地ばら苑は、川崎市が管理にしているバラ園。元は、向ヶ丘遊園内のバラ園だったのを、遊園地の閉鎖により、川崎市が管理を引き継ぐこととなったものです。
ばら苑は、生田緑地（川崎市管理の公園）の端にあり、春秋のばらのシーズンのみ開放されます。
緑に囲まれた、高台のばら苑
生田緑地ばら苑は、四方を自然林にかこまれた静かなバラ園です。
園内には、腰をかけられるベンチが多く、芝生に座るのもOK。お弁当を持ってきて広げるのもOK。中程度の規模のバラ園ですが、下の画像のように、ゆったりとした空間があります。
周辺に緑が多いために、空気は清涼（特に、雨の後にそれが感じられます）、野鳥も多いです。それらすべて、トータルで楽しめるのが、生田緑地ばら苑の醍醐味です。
生田緑地ばら苑の見どころは……
ばら苑のパンフレットや雑誌・Web記事などでは、イングリッシュローズのコーナーが紹介されていることが多いようですが、今のところほかのバラ園と比べて特に充実しているとも言えないと思います。でも今後、園が力を入れていこうとしているのがイングリッシュローズのコーナーだということは感じられるので、今後の充実が期待されます。
私が個人的に思っているの見どころは、本かwebの画像でしか見たことのない、古い品種にいくつか出会えることと、小川宏作出のパティオローズがよくそろっていることです。
品種数・株数
約800品種、約3,300株のバラが栽培されています。
アクセス・その他
- 生田緑地ばら苑へのアクセスは、こちらで確認を→生田緑地ばら苑 公式サイト アクセス情報
- 周辺の交通渋滞防止のためと、駐車困難防止のために、公共交通機関での来園を推奨しています
- タクシーを利用する場合は、「正面ゲート」を入って、「第二ゲート」まで行ってもらうと、歩く距離が一番短くてすむ（しかし、「正面ゲートから第二ゲート」の間が大渋滞していることがあるので注意！）
- 開園時期・開園時間はこちら→生田緑地ばら苑 公式サイト 開苑スケジュール
- 「入園料」は無料。その代わりに、ばら苑募金というものを行っていて、協力する気持ちのある人は、募金箱にお金を入れることになっています
ばら苑に上がる階段を避けるなら……
生田緑地ばら苑に入るには、かなり急で長い階段を上っていくことになります。
足の不自由な方や、高齢者の方のために、この坂を避けて上まであがれる送迎ワゴンが第二ゲートから出ています。
若くて足腰の丈夫な人がこの坂を回避するには、車でばら苑裏手の駐車場前に着けてもらうしかありません。ただし、裏の駐車場は、「障害者用」なので、障害者の証明が無い人がマイカーで来て駐車するのは不可です。
それでも、車でそこまで行くことはできるので、「駐車場のところで車から降ろしてもらう」という方法がとれます。
この方法は、マイカーでもタクシーでも可能です。