プラスチック粘土(空き瓶リメイクの例3つ)

2022年9月17日

プラスチック粘土とは?

100均で買いました。6cm×1.5cmくらいの板状のプラスチック粘土が3枚入っています。量としてはわずかですが、私にはこの程度で十分です。

青・緑・黄の三色で1パック。このほかに紫・ピンク・オレンジがセットになったものもあります。
また、別の100均では下の画像のようなクリアタイプのプラスチック粘土も売っていました。

プラスチック粘土というのは、熱を加えると形を変え、冷めるとそのままの形で固まる工作素材です。草月人は、アクリルをオーブンの熱やお湯で変形させて器など作ることを気軽にやる人が多いですが、あれよりもっと気軽にできます。

↑商品パッケについている使い方はこのようになっています。

プラスチック粘土の使い方画像

では、実際に私が使用した画像を出してみることにします。
プラスチック粘土は、加熱する前は、ちょっと弾力のあるプラスチック塊です。感触と弾力が近いものは……消しゴムでしょうか。

これを、熱湯に入れます。

↑分かり難いですが、ちゃんと熱湯です。
少し待つと……

箸でつまむと、くにゃっと曲がるようになりました。全体を箸先で触ってみて、固いところが無くなったと思ったら、湯から引き揚げます。

ペーパータオルなどに受けて、水気を拭きとります。
湯からあげたら、作業は手早くしないと冷えて固まってしまいます。しかし、固くなってしまったら、もう一度湯につければまた柔らかくなるので、そんなに慌てなくても大丈夫です。

↑こんな感じでベローンとしている間に形を作ります。

余ったら、一度加熱したものでも取っておけます。

空き瓶リメイク例1:海苔の佃煮の瓶

私は、空き瓶を花器利用するときに、瓶の口のスクリューの部分が気に入らず、どうしても隠したい派です。なので、スクリューの上からプラスチック粘土をかぶせてかくしてしまおうと思います。

単一の色だと、なんだか好みに合わなかったので、黄色に少々の青を混ぜることにしました。

柔らかくなったら、二色を互いに混ぜてしまうことができます。
混ぜて、緑色みたいになったプラスチック粘土を、テープを巻くみたいにしてスクリューの部分に巻き付けます。

きれいな直線に巻くことは難しく、ちょっと歪になってしまいました。

↑色の混じり合いの部分に寄ってみました。

この色も、歪な形も、嫌になったら簡単に取れます。プラスチック粘土には弾力があるので、ちょっときつい輪ゴムを外すくらいの力でぱっかり外せます。

空き瓶リメイク例2:ローズウォーターの瓶

このローズウォーターの瓶の色がきれいだったので、何らかの方法でリメイクしようと温存していました。青いプラスチック粘土が、ちょうど同じ色だと思い、スクリューの部分にかぶせてみることにしました。

↓この空き瓶の口を……

↓このようにしまして……

↓全体はこのようになります。

ものすごく「花瓶感」が出たように思います。

空き瓶リメイク例3:ラムネ瓶

昔のラムネ瓶だったら、そのまま花瓶にしたいところなのに、昨今のラムネ瓶には、スクリューがついています。余計なことを……と思います。ラムネ瓶は、あの分厚さも、くびれのある形も、内部のビー玉も、器としての面白味になり得ると私は思っておるのです。

↓これ、昨今のラムネ瓶。

口のところに、プラスチックの部分があります。これがはずせるようになっていて、外したのが下の画像です。

口が大きく開くので、ビー玉を取るのは簡単です。

でもやっぱりスクリューが許せないので、紫と緑をまぜたプラスチック粘土で覆ってしまいます。

↓こうなりました。

「ラムネ瓶です」というアピールをしたいときは……

ビー玉入りにしても良いかもしれません。(花は挿しにくくなりますけど)