地巻きワイヤー(フラワー用ワイヤー)

2021年7月7日

花の世界で最も使われているのは、下のような地巻きワイヤー(ジマキワイヤー、と読みます)です。

花 ワイヤー

地巻きワイヤーとは

ワイヤー

地巻きワイヤーとは、フローラルテープで巻いてあるワイヤーのことです。
なので、裸のワイヤーを地巻きワイヤーの項に含めるのは厳密にいうと間違っているのですが、両者は同じような場面で同じように使うことが多いので、上の画像には裸のワイヤーも含まれてしまっていますがご了承ください。

ワイヤーの太さ

ワイヤーには、いろいろな太さがあり、14番~30番くらいまであります。もっとあるのかもしれませんが、私がリアルに見たことがあるのは14~30です。数字の小さい方が太く、数字の大きい方が細いです。

ワイヤー

上は太さの表記がわかるような部分の画像です。「#」が付く数字が、太さを表しています。「#20」は、「20番」と呼ばれます。
最近は、100均でも地巻きワイヤーが売られていて、私の見る限りでは、手芸コーナーか園芸コーナーかのどちらかにあるようです。それらの100均ものにも、番号は入っているので、番号を選んで買えます。

上の画像には、18番・20番・22番・24番・26番・30番が写っています。私は、このくらいの太さはわりと満遍なく使います。16号は、年に数えるほどしか使いません。14号は、自分の記憶によれば使ったことがありません。

参考までに、18番と30番の太さを比べてみましょう。

(↑両方緑にすればよかった……)
結構な違いがある、ということがわかるでしょうか。触ってみると、固さが完全に別物です。つまり、作り方の指南書などで、「30番を使う」と書いてあったら、18番を買ってきても役に立たない、ということはよくあるのです(18番でも結構間に合っちゃった、ということもあり得るけど)。買うときには必要な太さを選ぶようにしましょう。

どの太さのワイヤーを買えばいいのか?

上にも書いたように、どの太さのワイヤーを買えばいいのかということは、ワイヤーで何をしようとしているのか、どの太さが必要とされる作業をこれからするのか、によって違ってきます。

本やネットの情報などを見ながら作業しようとするときは、情報源に書いてある「何番」という数字に従うのが良いです。

もしも、情報源に書いてある太さのものが、手近で購入できない(26番が欲しいのに、近所の店には20番しかない、というようなことはよくあります)となったら、私ならば、作業の目的により「近所で入手可能な、できるだけ近い太さのワイヤーを買ってくる」こともあるかもしれません。
が、買うのに迷う人は、そういう判断が難しい人かと思います。失敗したくなければ、指定の太さのワイヤーを探しに足をのばすか、ネットで買うのが良いと思います。それか、少し太さの違うものを買ってしのぐのであれば、「ダメもと精神」で買いましょう。

特定の作業のためではなく、常備用に使いやすい太さのワイヤーを買っておこうと思うなら、花の分野でよく使われるのは、「18番~26番」くらいですので、ご参考に。
18番の太さだと、素人さんにはちょっとキビシイくらいの固さです。26番くらいの太さだと、誰にでも自由に曲げたり結んだりできるやわらかさです。
じゃあ誰にでも自由に扱えるやわらかい26番ですべての作業を行えばいい、と思われるかもしれませんが、やわらかさが仇になるようなときには使えません。たとえば、リースのパーツ付けに26番ワイヤーを使うと、作った直後はよくても、やわらかいワイヤーが重さに耐えられず、徐々にパーツがぐて~っと下を向いてしまったりします。

地巻きワイヤー #24 グリーン線(束)
地巻きワイヤー #22 グリーン線(束)

ワイヤーの長さ

ワイヤーの長さは主に2種類です。レギュラー36cm、ロング72cmですが、花の技法書などで、特に「ロング(=長尺)」と書いていなければ、36cmだと思ってください。つまり、「ワイヤーを半分の長さに切る」と書いてあったら、18cmにするんだな、と思って大丈夫です。

ロング(=長尺)のワイヤーが必要な場面は、よほど特殊なものを作るときだと思います。私はこの30年というもの、レギュラー36cmしか買ったことがありません。その長さで足りなくて困ったことは、一度も無いです。

ワイヤーの色

地巻きワイヤーの最も一般的な色はグリーンです(黄緑やモスグリーンもあります)。そのほかにはブラウン、ホワイトもよく使われます。緑・茶・白がそろっていれば、とりあえずあまり困らないです。

常備したいけど三色は要らない、というときは、私ならグリーンだけ持っておきます。長年ワイヤーを使ってきましたが、やはり一番減るのはグリーンです。

地巻きワイヤーは、自分でも作れる

フラワーを習ったことのある人には当たり前以前のことですが、地巻きワイヤーは「ワイヤーにフローラルテープを巻いただけ」のものなので、ワイヤーとフローラルテープがあれば自分で作れます。

手元に裸のワイヤーとフローラルテープがある状態で、ほんの数本の巻ワイヤーが欲しいのであれば、わざわざ買わずに作った方が早いです。

100均の地巻きワイヤーは、太さが限られる

本格的に花を勉強するためにワイヤーを買うなら、フラワー資材を扱う店で買うのが良いと思いますが、ほんの少しだけ、たった一度の工作のために買うのであれば、100均ワイヤーでも十分かと思います。
100均では、一般的に使いやすい太さのワイヤー(#20~#26くらい)しか無いようですが、手軽な手芸・工作用にはそれで大体事足ります。

花用のワイヤーというのは、もともとが消耗資材なので、専門店で買っても結構安く買えるものです。100本入りの22番を200円くらいで買えますので、一本当たりの値段にすると、おそらく100均の方が割高です。しかし、近所でささっと買いたいなら100均が便利だと思います。

ワイヤリングの注意点(いけばな用)

ワイヤーをいけばなに使うときには、特に決まりごとはありません。注意するべき点だけ、下に挙げてみます。

  • しっかり締める
  • ワイヤー使いしていることが見えないように処理する
  • 適切な太さのワイヤーを選ぶ
  • 何でもかんでもワイヤーで解決しようとしない

リース作りに使えるワイヤリングの方法

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