ガラスボトル（青）
花瓶ではなく、ボトルです。画像では分かり難くなってしまいましたが、口にコルク栓がはまっています。なので、中に何か入れて実用的に使おうと思えば使えます。
でも私は花器使用するつもりなので、一応取ってあるけどコルク栓は不要です。
色がきれいなボトルです。スマートでスラっとして、胴の部分の形も面白い。
恒例の、口の大きさチェック。
ほんっとに小さい口です。1～2本くらいしか入りません。これは、使いにくい要素にはなります。
しかし、私はこの器が好きで、気に入りの花器の一つです。
この器は、稽古場の大先輩から頂戴したものです。この器→ガラスボトル（赤） も、同じところから来たもので、並べてみると、元の持ち主さんの個性というか、志向がほの見えます。実は、もう一つ同じところから来たガラスボトルがあって、それにも同じ個性は見て取れるのです。
生け花家の稽古場や道具は、そのいけばな家の個性が基礎となって形作られているものなんだな、と思います。