自分が使った花材事典:瓢箪

2018年11月29日

青山フラワーマーケットで購入しました。1個200円也。


瓢箪は、茶色く乾いたやつなら、一年中入手できるはずです。(「はずです」と言うのは、自分は最近見てないからなのですが、でも探せば買えると思います) 画像の瓢箪は、生の、緑の瓢箪でして、やはり生きているものは、物体としての力もかわいらしさも違います。
私の通っていた小学校には、校庭の片隅に、毎年ヘチマと瓢箪が植えられていまして、夏になると蔓に実がぶら下がっていました。大きさ的には、20~30cmくらいの実だったと記憶しています。 瓢箪というのは、私は見分けられませんが、あれでも品種が色々あるのだと思います。実の大きさも、品種によって色々なのでしょうが、画像の瓢箪は、瓢箪としては小さい部類です。

煙草の大きさと比較してみました。

私は、この瓢箪を、すでにお稽古場に持ち込んで一度生けています。そして、自分の家の稽古日に、玄関に生ける花にも使ってみました。

使い方としては、やはりポイント作り要員になりますよね。
あと、滅多に使えない緑の瓢箪ですので、緑をきれいに見せたくなりますね。
そして、最大の特徴である、くびれのある面白い形を、どう生かすかという話になります。オトボケ風味にもなるし、存在感のあるオブジェみたいにも使えるし、季節感もあらわせます。良い花材だと思います。