自分が使った花材事典:白塗り枝
クリスマス用の白塗り枝
クリスマス用の、着色枝ものです。
真っ白なので、黒バックにしてみましたが、下の方が見やすいかもしれません。
このような白塗りの枝は、例年、クリスマス前くらいの時期から出回り始めます。「白塗り枝」というのは、正式名称でもなんでもなく、便宜上の名称みたいなもので、「白木」と呼んだり、「白塗り」と呼んだり、色々です。
↑これは、旧本サイトにアップしていたクリスマス花の画像です。白木で、大きく作ったアレンジです。
白い塗料をかけています
白塗り枝は、文字通り、塗料で白塗りしてしまっている木です。
たまに、白く塗るだけでなく、キラキラのラメが付けられているものなどもあります。
白塗り枝があるだけで、クリスマスっぽくなる
いけばな家で、白塗り木が大好きと言う人は、あまりいないように思います。こいつ、ちょっと作り物臭が強すぎるというか、ここまで来るとおもちゃっぽいんですよね。
しかし、クリスマス花を生けることになった場合、この枝の存在は非常に頼りになります。
これさえ入れれば、クリスマスの雰囲気が出ますし、安価ですし、最悪水から離すこともOKです。
画像の枝は、ちゃんと水を飲んでいて、フレッシュな状態です。
しかし、これが枯れてしまったとて、外側が白く塗りたくられていますから、見た目では枯れちゃったかどうかは分かりません。なので、水が下がることを心配しないで使用することができます。
白く塗ったら、何の木でも「白塗り枝」
このような白塗り木には、いろんな木が使われます。もっとも多いのはつつじ系統のように思いますが、柳類や、雪柳など、本当に多様な枝で作られています。
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