番外編:コースター
「花道具」と断言するのがちょっとはばかられる感じがしたので、タイトルに「番外編」とつけさせていただきました。
木製の、コースターです。
本当にただの「コースター」でして、
大きさも、ごく普通です。
大きさとしては「ごく普通」なんですけど、厚みがしっかりしているんですよね。
そして、きっちり無垢の木なので、そんなに安っぽくありません。
なので、このコースターを地板にして、小さな花器を置いてみると、ちょっと「良い花器」みたいに見えたりします。
ためしに、ちょっとした花を生けて、地板の「あり」「なし」を比べてみましょう。
↓地板ナシ。
↓地板アリ。
はなはだしく何かが変わる、ということではありません。でも、ちょっと、「アリ」の方が「ちゃんとしている風味」になります。そして、「ちょっと締まって見える」効果もあったりします。
というように、ミニ花器の地板くらいにはなる……だけかと思いきや、実は結構大きい花器にも使えます。
このコースターは、4枚あります。
これを、4枚合体させますと、
一枚の大きい板になります。
そうすると、こんな器も受け止められるようになります。
この器は、ワインクーラーです。大きなくびれもあって、そこそこのボリュームがあります。
このような器を、小さいものの寄せ集めで受け止めると、チープ感が出たり、不釣合いな感じがしたりすることが多いのですが、このコースターは、さして見劣りすることもなく地板になってくれました。多分、「厚み」と「無垢材」の力なんだろうと思います。
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