実は、こんなことになっています
一月のこの記事で、小さな水栽培植物になってしまったパイナップルは、実はその後にさらに小さくなりまして……
↑こんなことになっています。
一月の記事の段階では、一応茎に葉っぱがついていて、うまくいけば茎から新たな発根の可能性もあったのですが、現在は葉っぱを一枚ずつ切り離してしまいまして、さすがに「切った葉っぱからの発根」はありえないと思います。
つまり、このままダメになっていく前提で水に挿しているのですが、なんと三ヶ月以上この姿のままなのです。
私が、パイナップルを「葉っぱだけ」にしてしまったのは、確か一月の下旬頃です。何で切ってしまったかといいますと、いけばな展用作品のリハーサルのときに、急遽緑の葉っぱが欲しくなって、手近にあったパイナップル君に鋏を入れてしまったのでした。
そのときから、約三ヶ月がたちましたが、びっくりするほど変化がありません。
私は、徐々に葉先から茶色くなっていき、枯れてしまうのだろうと思っていたのに、葉の一番先まで、今日もまだ緑色です。
つまり、枯れる気配が微塵も感じられないんですけど、でも、いつまでもこのままのはずがないので、やがて最後の日が来るのでしょう。
発根は、どう考えてもありえないです。だって、葉っぱだもの。
葉っぱだけでここまで粘れるのが、パイナップルの底力なのだと思います。生きていくうえで要となる部分を奪われても、淡々と昨日までと同じ営みを続けられることがスゴイ! 一体、いつまで粘って見せてくれるのでしょうか。
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