自分が使った花材事典:小菊(オレンジ)
オレンジというより、いっそ「茶」に近いような色でした。
茶だとか、えんじみたいな渋めの色は、意外にアレンジによく馴染んだりします。
あ、思い出したから書いてやろう。
アレンジに小菊を入れてあるのを見て、
「この花はなんですか?」
と質問してきて、
「小菊です」
と聞いたとたんに興味を無くす人、いますね!
なにかね、あれは。小菊差別?
明らかに、「このかわいい花はなんだろう?」と思って、「なんですか」という質問が出てきたはずなんですよ。こっちが花の名前を言うのを、ちょっと期待して待っていたりするんですから。
それを、「小菊」でがっかりするということは、
「なあんだ、ただの小菊か」
という失望であることがあきらかです。
もっともっと、かわいい名前の花とか、最近出てきた知らない名前の花だとか、そういうものを期待したんでしょう、おそらく。
花の名前の平凡さで、「美しい」と思ったおのれの素直な感動を打ち消すとは!
よし、今度同じ質問されたら、フランス語か何かで、かっこいい風に答えてやろう。フランス語知らないけど……「petit Chrysantheme」あたりであってるかしら。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません