自分が使った花材事典:マウンテンミント

切り花ミントです。

マウンテンミントというのは、別に切り花品種ということではないそうです。苗物としても売っているらしいけど(私は店で扱ったこと無いですが、ネットショップを見たらたくさん出てました)、この画像のマウンテンミントは、切り花として生産出荷された切り花ミントです。
多分、切り花として扱いやすいように、茎を高くまっすぐに立ち上げて育ててるのかなあと思います。

当ブログの自分が使った花材事典カテゴリで、ミントが登場するのは二回目です。しかし、最初にアップしたミントは、我が家で鉢で育てているミントを切ったものでした。なので、「切花用」として作られたものはこの記事が初めてなのです。

マウンテンミントは、うっすらミントの香りがしました。葉をもんでみたら強烈に香るかと思いきや、そうしてみても「うっすら」でした。この原因が、品種的なものなのか、個体のものなのか、私には分かりません。ただ、「もっと香ってくれてもいいんじゃない? ミントなのに」とは思いました。
今まで自分がいろいろな目的で触ってきたミントは、ちょっと触るだけで香りました。うちのベランダにあったミントなんで、一時期は(一時期だけだったんですよ、これ、専門家に理由を聞きたい)スカートの裾がかすめただけで「薄荷ドロップ?」と思ったものです。

まあそういう意味ではちょっと物足りなかったのですが、このマウンテンミントは切り花として「姿」が大事なので、あまりうるさく言うべきではないかもしれません。
見た目的には、私は非常に満足しました。

さわやかな色、すらっとしながらも柔らかな立ち方、特に、新芽のところの繊細な色・形が気に入りました。

このマウンテンミントは、いけばな花材として買ったものですが、いけばなよりも、フラワーアレンジメント教室や、ハーブ教室で扱われることの方が多いように思います。