自分が使った花材事典:オオムラサキツツジ

(毎度旬からずれててすみません)
オオムラサキツツジは、切り花よりも植木としておなじみの花です。

庭木にもありますし、公園にもよく植わっています。オオムラサキツツジを見たこと無い人はいないんじゃないかと思います。
自分の家にオオムラサキツツジがあったら、切って生けてたかもしれませんが、我が家には無いので、画像のツツジは切り花で買ったものです。

上の画像は、買った当日に撮ったものです。なので、まだ半分ほどがつぼみのままです。このつぼみが、最終的には全部開いてきます。すると、それはもう花の大渋滞になりました。

五分咲きでも花が大きいので、結構なインパクトのある開花っぷりではあります。

徐々に開花する様を画像にしますと、最初はほぼつぼみだった枝先の方が……

三日目には下のようになり……

更にその三日後には下のようになりました。

もちろん、枝先だけでなく、全体が開花に突き進むので、買って三日目の全体像は下のようになり……

更に三日後には下のようになりました。

花が押し合いへし合いしてモコモコになってしまうので、毎日手を少しずつ手を入れています。
「押し合いへし合い」のありさまが、下の画像です。

このような枝を生けるときには、ほんの小さなきれっぱしが何本かは製造されるものです。つまらない枝だったら捨てても惜しくありませんが、オオムラサキツツジは大型の花がついているので、たった一本でも飾り甲斐があります。

小さなつぼみでも、水揚げすれば咲いてきますので、捨てるのはもったいないですよ。