茨城県フラワーパーク(茨城県)

2021年8月3日

茨城県フラワーパークとは

茨城県フラワーパーク

茨城県が管理・運営している公園です。「フラワーパーク」の名のとおり、花と緑の豊富な公園で、バラ園は目玉コーナーではありますが、「バラだけ」の園ではありません。
園内には、ダリアや、シャクナゲ、ボタン、アジサイなど、見ごたえのある花のコーナーがいろいろあります。

茨城県フラワーパークは、広さ約30ヘクタール(フラワーパーク全体の広さ)。小高い丘のような部分にアスレチックや展望台を作るなどして、地形を生かした公園です。

茨城県フラワーパーク

広くてゆったりしたバラ園

茨城県フラワーパーク

バラ園の構成は、大まかにカテゴリわけされた区画が、段々になっていて見易いです。大らかでゆったりとした、のんびりできるタイプのバラ園です。
特に珍しい品種は少なく、バラ愛好家の方には、物足りないこともあるかもしれません。比較的マニアックなコーナーとしては、青バラコーナーとオールドローズのコーナーがありますが、どちらも隅の方にあるので、丹念に園を歩いて探してください。

ほかのバラ園ではあまり無いと思われるものとしては、温室で切花品種を育てているのを公開しているコーナーです。上の画像の大温室ではなく、その裏手にまわって下に下がったところにある小さな温室の中で見られるので、興味のある方は探しに行かれると良いです。(一見、入っていいのか悪いのか分からないような建物ですが、入って大丈夫!)

このフラワーパークは、大きすぎて一日に全域見るのが難しいほどです。バラ園エリアだけでも、かなり広大になります。
園が広いのは、魅力ではありますが、良くないこともあって、どうも広すぎて管理が行き届いていない感がところどころで感じられます。
「この落ち葉をなんとかすればいいのに」とか、
「この苗、これから植えるの?捨てるの?」みたいなものが放置してあるとか、
「ここは入っていいエリアなのか? ちゃんと示して欲しい」
と思う場所があったりだとか、全体的にのんびり管理がうかがえます。また、病気の株の数も、ほかのバラ園よりも多いように感じます。

筑波山が見えるバラ園

茨城県フラワーパーク

茨城県フラワーパークは、園内から筑波山がよく見えます。

園の周辺は森や山に囲まれていて、どの方向を見てもたっぷりと緑があります。

茨城県フラワーパーク

品種数・株数

フラワーパークのバラの数は、約800品種、約30,000株。
650品種という数は、大きなバラ園としては珍しくないですが、株数30,000は世界的に見ても「かなり多い」と言える規模です。

アクセス・その他

茨城県フラワーパークは、石岡市というところにあり、最寄り駅としては石岡駅になります。石岡駅からバスだと30分くらい。タクシーなら20分くらいです。バスは、本数が少ないので、バスを利用するなら、あらかじめ時間を調べたほうが良いです。

公式サイトはこちら→茨城県フラワーパーク