プラスチック花器「流水」(草月流花器)

2021年6月30日

タイトルの「流水」というのは、この花器の商品名です。

商品名「流水」を、我が家では勝手に「ひょうたん」と呼んでいます。たまに草月流の仲間と話すときに、うっかり「ひょうたん」と言ってしまうことがあります。

この花器はくびれがあるのが特徴なので、くびれを生かして生けられるとステキだと思います。

色は、メーカー的には「緑」だそうですが、実物は「黄緑」ですね。

「流水」はプラスチック製です。草月流花器の中では昔からあるロングセラーでして、みんなにおなじみの花器です。
この花器は色のバリエーションが豊富で、10色以上あります。そして、重ねられる仕様になっているので、各色を積み重ねるような使い方もできます。

重ねられる仕様は、収納時にも便利です。普通、同じ水盤を10枚重ねて収納など無理ですが、この水盤だったら可能です。

最後に、プラスチック花器の汚れに関する豆知識を書いておきます。
プラスチック花器に、剣山マットの跡がつく、ということがあります。(私の経験によれば、剣山マットの色・材質・劣化具合でつき方が違うように思います)
黒や紺の花器だと、着いてもあまり気にならないこともあるのですが、上の画像のような淡い色の花器だと、跡が非常に目立つことがあります。

そういうときに、雑巾でちょっとこすれば取れる、ということであれば、雑巾で取ってください。
雑巾ではなかなか取れない、と思ったら、消しゴムでこすると楽に取れます。私は、白いプラ水盤を20個も使う稽古場に通っているので、半年に一回くらい「消しゴムかけの日」を設けています。