ドライアカシア(レインディアワトル)

わりと好きな素材です。

好きな素材なのに、私はいまだにこの品種名を覚えていません。じゃあどう呼んでいるのかというと、
「トナカイのやつ」
とか、
「レインなんとか」
などと言っています。
トナカイというのは、「トナカイの角」という別名があるからです。

なるほど、トナカイの角と言うのはいい得ていますね。独特な線です。
この独特の線が、私は気に入っています。やわらかさと、トゲの鋭さが同居しているところも良いと思います。

ドライ花材を一束買うと、たいてい大小取り交ぜて1セットです。画像の一束の中で、大きいところはこのくらいです。
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小さいところはこのくらい。
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一本でも十分に面白い素材だと思います。
私はレインディアワトルをいけばなの稽古でしか使ったことがありません。なので、お稽古サイズの枝しか見たことがありません。
カラタチの大枝などは、担いで歩かなければならないほどの大きなものも流通していますが、レインディアワトルにそのような大枝はあるのでしょうか?
素材屋でも見たことが無いので、おそらく無いのかなあと思っています。そもそもそんなに大木に育たない木なのかもしれません(生えてるの見たこと無いのでわかりませんけど)。