コーン

コーン、つまりトウモロコシです。

現在はドライのストック花材としていますが、買ったときには「半生」みたいな感じでした。フレッシュとも言いにくいけど、まだ茎などは生きていて青く、水の入ったバケツに入れられて売っていました。
つまり、「既製品のドライ」ではありません。そのおかげで、茎はあちこち黒くなってしまっていて、ほとんど切ってしまいました。ドライフラワー屋で売っているコーンのようなこぎれいな姿ではありません。

このコーンは3本買ったものでして、一本はかろうじて茎が少し残っています。

↑この茎も、あまり頼りにならないグズグズな感じなので、次に使うときには切ってしまう可能性が高いです。

あまりにもあからさまなトウモロコシだなあと思います。
花材としてのコーンは、このような「黄色一色」は少ないです。少ないというか、私は初めて見るかもしれません。花材になるコーンは、赤とか紫のような色が入るものがほとんどで、ここまで食用のコーンに似たものは、そんなにお目にかかれるものではありません。

花材コーンで有名なのは、「オーロラ」とか「レインボー」などという、各色の実が混じったようなやつです。


グラスジェムコーン

てゆーか、もしかして私の買ったコーンは、本当は食用だったりして? なんかとんがった形の実で、寸が短いし、やけに原始的っぽいし、八百屋では見たこと無いけど、インカ帝国あたりでは食べてたりして? 品種名がわからないので調べようがないですけど……。

そんなことを考えているうちに、全くの好奇心で、真ん中からぽっきり折ってみました。

折ったからと言って、明らかになったことは何もないです。「ほんとにコーンだなあ」と思うだけです。

実の一つ一つはとんがっていて、みかんの実の一粒一粒みたいでした。