ノリでバラを水耕栽培してみた

2020年3月17日

バラの間引き芽を、ふと思いついて水栽培してみました

※この記事は、ノリでバラの間引き芽を室内で水耕栽培してみたよ、という記事です。真面目にバラの水耕栽培の情報を探している方のお役には立てません。ノリだけの水耕栽培情報でもよいと思われる方は、どうぞご覧ください

野バラの間引き芽を、水耕栽培に

このブログで何度も書いているように、私は実生バラを何種類か育てています。
バラの種をまいて、たくさん出てくる芽を間引くわけですが、私は間引きの作業が昔からきらいで、間引いた芽をただ捨てるのが忍びなく、あるとき「捨てたくないなあ」との思いから、「1本だけ水耕栽培で、室内で育ててみよう」と思いつきました。

そのときに、すごく適当に思いついた方法は、単純にグラスか何かに水を入れ、引き抜いた間引き芽の根を水につけてみるというやり方で、そんな方法では長生きはしないだろうとわかってはいましたが、捨てるのを少しでも先延ばしにできればいい、という気持ちでやってみました。

↓そのときの画像がこちらです。

バラの水耕栽培

↑芽を引っこ抜いて根を洗い、グラスに入れたばかりの画像です。

この環境で長生きなんか無理さ、と思っていたものの、なんとこの状態で1カ月以上も頑張ってくれまして、グラスの中で、もやしっ子ながら成長もしてくれました。ワイングラスの中でバラが成長していく様は、なんだかロマンチックでした。

下は、クラスの口付近まで伸びてきたときの画像です。

バラの水耕栽培

ここから先は、成長してくれず、下の方から茶色くなって枯れてしまいましたが、思っていたよりもずっと長生きだったので、私は
「またいつか、バラの間引きをする機会があったらやってみてもいいかな」
と思いました。

二回目の、バラの水耕栽培

二回目のバラの水耕栽培の機会は、2年後にやってきました。スズバラの芽がたくさん出たので、間引きをしたのです。
私は、「また水耕栽培してみよう」と思いまして、しかも、「2年前よりも長生きさせてやろう」と思っていました。
そこで、長生きさせるための作戦を立てたのです。

下が、「長生き作戦」で水耕栽培を始めた日の画像です。

バラの水耕栽培
2012.06.03

野バラの芽を水耕栽培したときよりも、ずっと大きく育っています。
これは、まず第一次審査の間引きで選抜された芽を育ててある程度大きくし、それから第二次審査で更にふるいにかけるシステムにしたからなのです。つまり、画像のバラは、「審査を通過したバラ」だから大きいんです。
ここまで大きくなっていれば、「芽」の状態で水耕栽培に突入させるよりも長生きしてくれるだろうと勝手に推測し、「長生き作戦」としました。

上の画像で、水耕栽培の容器にしているのは、小振りの花瓶です。まずは、根の半分くらいを水に浸し、様子を見ることにしました。
私は、この時点では、
「芽の水耕栽培よりも、少しは長く楽しめるかな」
という程度に思っていました。結果的には、「少しは」どころではなく長生きしてくれました。

バラの葉っぱが茶色かったので……

上の項に載せた画像のバラは、実は一番上の葉っぱが茶色くなっていました。
茶色くなっていたからこそ、鉢からは間引いてしまったもので、水耕栽培を始めてから茶色くなったものではありません。
しばらくの間は、
「茶色い葉っぱの次に、緑の葉っぱが出てきてくれればいいな」
と思って静観していましたが、そうこうしているうちに、茶色い葉っぱは落ちて、株の先端の部分自体が茶色くなり始めました。

バラの水耕栽培
2012.06.17

↑一番新しい葉っぱがあるべき「株の先端」のところが、枯れかけています。
このまま放置すると、株全体が枯死するかもしれないと思い、私は先端の部分を切り落としてしまいました。

これ、私にしたらなかなかのギャンブルで、「株の頭を落とす」=「成長点を切る」ことであり、そのまま成長がストップし、じわじわと衰えて枯死、という可能性がある荒療治でした。
もちろん、株自体に体力があれば、「頭を切られちゃった」→「仕方ないから、横から新しい芽を出して、そこを新たな成長点としていく」という道を歩んで生き延びてくれるのですが、その力が、この株にあるのかどうか、非常に疑問だったのです。

バラの生命力がスゴい

しかし、バラの生命力はスゴいものでした。
下は、私がチョッキンした部分の脇から、新しい芽が出ている様子です。

バラの水耕栽培
2012.07.08

↑「ここで切り落としました」という部分に、丸をつけてみました。

下の画像の方が分かりやすいかな。

バラの水耕栽培
2012.07.08

切り口の隣から、ヒョロッとした新しい芽が出てきています。
新しい芽は、屋内栽培で日照が少ないせいと、水耕栽培で頑張ってもらっているせいで、やはり随分貧弱です。

しかし、私は、「生きる気満々だな」と思いました。そう思った理由は、「芽」よりも「根」の方にありました。

↓白い根が、水耕栽培を始めてから出た根です。

バラの水耕栽培
2012.07.08

鉢から掘り上げたときからの根は茶色いので、水耕栽培を始めてから出た根がどれなのか、すぐに分かります。
結構、旺盛に根が出ているので、しばらくの間は生き抜くな、と私は思いました。
「しばらくの間」がいつまでなのか、この時点で漠然と思っていたのは、「冬を迎える頃まで」でした。

水耕栽培の容器を変えてみた

水耕栽培で、2か月弱ほど育ててきたバラを、ふと思いついて水耕栽培キットの容器に植え替えてみることにしました。

↓水耕栽培の容器に移植した様子がこちらです。

バラの水耕栽培
2012.07.28

この容器は、「楽菜日記」という水耕栽培キットの容器です。
ちょうど「楽菜日記」で育てていたラディッシュの栽培を終了したところだったので、容器を捨てるのも勿体無いという理由でリサイクルしました。

移植した時点では、株のトップの部分は下のような状態でした。

バラの水耕栽培
2012.07.28

水耕栽培容器に変えて、一か月たったころ

上の項の画像の日付から、約1ヵ月後、先の部分がかなり伸びました。

バラの水耕栽培
2012.09.02

ただし、ひょろひょろしてますし、水耕栽培を始めた後から出てきた葉っぱが、なんだかみんなうつむき加減です。

私は、このバラを現在もキッチンで育てています。
楽菜日記の「専用土」は、下の画像のようなものでして、一般的な土ではありません。

水耕栽培用土

↑一種の、ハイドロカルチャーみたいなものになります。
そんな環境で、バラが一体どこまで育つものなのか分かりませんが、最後まで見届けてやろうと思います。

私の予測では、「多分、冬は越えられない。早ければ、秋のうちに自然とご臨終」と思っています。

追記

「自然にご臨終」はしなかったのですが、全体的に美しくなくなってきたと思うようになったので、その時点で処分しました。