キウイの水栽培
こちらの記事で予告した「フレッシュキウイ蔓の密かな楽しみ」について書きます。
密かな楽しみとは、キウイ蔓の切れ端で水栽培をすることです。
切花キウイ蔓で水栽培
キウイの蔓を水に挿したままにしておくと、かなりの高確率で、このような変化が現れます。
100%とは言いませんが、適当に水に挿しておくだけで、こんな風に芽が出てくることが多いです。
ちなみに上の画像は、2012.04.01のもの。花材として購入してから(つまり葉っぱのない蔓だけの状態から)10日目の姿です。
↓そして、4月4日の画像がこれです。
順調に育っています。
やったこと無いですけど、恐らくキウイ蔓は簡単に挿し木できるのだと思います。生けていて、「絶対に挿し木できる」と思うものって、要するに「枯れないのみならず、成長してくる」という特徴を持ったものなんです。キウイ蔓は、この特徴を満たすものの中でも、「特に著しく成長するやつ」なので、まず間違いないでしょう。
↓そして、本日のお姿が、これです。
白くて丸いのはつぼみです。これは、確実に花が見られる!と思いました。
実は、水栽培しているキウイはもう二本あり、そちらはあまり目覚ましく育ってはいません。
↓ ↓ ↓
緑の丸で囲んだところに、芽が出かかっているだけです。しかし、ここまで出てくればきっと育ってくれるだろうと思い、このまま「良く育ってる1本、そんなに育ってない2本」の3本体制で水栽培を続けることにします。
ここから先の成長については、画像を撮った順に追記していこうと思います。
追記:キウイの水栽培 5月21日の画像
2012.05.21の、つまり切花で入手してから2か月くらいたった水栽培キウイの画像です。
少し、蔓が伸びてきています。本当に花瓶の水だけで育っていまして、液肥などは使っていません。
この産毛が、キウイらしい。
この産毛、果物のキウイと同じ手触りです。
追記:キウイの水栽培 5月30日の画像
蔓がのびのびしてきました。
追記:キウイの水栽培 6月2日の画像
このころが、一番蔓が伸び切って勢いも良かった時期でした。
蔓がうねっています。
このキウイは、結局このくらいの長さのまま3か月ほど生き続け、その後徐々に勢いがなくなって枯れていきました。(花は、二つ咲いたのですが、画像を撮り損ねました)
私は試したことがないのですが、水栽培のままにせずに土に挿したら、きっと着くのだろうと思います。本気で大きく栽培していきたいなら、挿し木にするべきと思います。
私の場合は、そこまでするつもりがなく、家の中でちょっと楽しいグリーンとして育てられたらいいな、という程度なので、水栽培で十分です。
追記:キウイの水栽培 開花画像
上の項までの水栽培では、せっかくの開花画像を撮り逃してしまいましたので、6月に別のキウイ蔓から咲いた花の画像を貼っておきます。
開きかけの画像。
真ん中の、シベの様子が面白い。
続いて、満開の画像。
キウイの花の寿命は、きれいに見られるのは三日くらいでした。
三日間の中で、一番きれいに開いていた日の画像です。
見ての通り、この花は「雌花」です。ということはつまり、花の後にもイベントがあります。
追記:キウイの水栽培 結実画像
花の後のイベントとは、すなわち結実です!
キウイの花は、三日くらいで花弁を落とし、その後に、「果実」になるであろう部分が残りました。
水栽培だし、花首ごと落ちちゃうかもなあと思っていたら、意外と果実部分が残ってくれました。
小さいながらも「キウイ」の形をしていて、産毛も生えてます。
どこまで育ってくれるのかと思って見守りましたが、大きさはこの時点から変わらずに、5~6日後くらいに落ちてしまいました。
↓こんな大きさでした。
小さいけど、ちゃんとキウイの態になっています。
水栽培なのだと思えば、上出来ではないでしょうか。
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