自分が使った花材事典:シーグレープ

シーグレープは、とっくにアップした気になっていました。どうやら、この記事の存在が、そんな風に思わせていたようです。

シーグレープの特徴は、大型で硬そうで、まあるいはっぱ。

私は、この植物に20歳そこそこのときに出会いましたが、なんだかうそみたいな植物だと思いました。
作り物っぽいというか、「絵に描いたみたいな植物だ」と思いました。そして、あまりの面白さに、非常にテンション上がりました。

一本の姿は、こんな感じです。

線と丸だけで成り立ってます。「絵みたい」というよりも、「記号性が強い」とでも言うべきなのでしょうか。

最近、見かけるシーグレープが、どんどん大型化してきているように感じます。以前は、60cmくらいがせいぜいだったように思うのですが、ここ数年は、1m超えのものが珍しくなくなってきました。

丈が長くなると、葉っぱも大きなものがついてくるわけで……

私の手の平よりも大きいです。つまり、面としてパワーがかなり強いです。

私は、シーグレープ大好きなんですが、まだうまく使えたことがありません。どうも、面白すぎて難しいようです。
面白すぎるというか、「絵に描いたみたい」で、「記号性の強い」ところが、なんとなくわざとらしさとか、絵空事っぱさに通ずるんだろうと思います。