管理人の花器:長小判:ピンク(草月流花器)

2019年7月14日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


草月流花器です。なので、草月の皆さんにはおなじみです。
なぜ、この色と形で「長小判」という名前なのかと言うと、これは本当は三つ組み花器で、三つ合わせると長い小判型になるんです。
三つの花器の内訳は、画像のような、「半楕円」の花器が二つと、長方形水盤が一つで、長方形水盤を半楕円ではさむと、長小判となるわけです。三つをくっつけて置いてもいいし、離して置いてもいいし、三つ全部使わなくても、例えば「半楕円の花器二つ」などの組み合わせで使ってもOKです。

三つ組の二つが行方不明です

私は、これを入門した教室の先生に頼んで、草月流本部から買ってもらったと記憶しています。この花器は、三つ組みのみの販売で、バラ売りはしていませんので、当然私は3つ全部を持っているはずなのです。
しかし、いくら探しても、自分の家の中には、画像の花器が一個あるきりです。実家も、少しは探したのですが、見つからず、どこか実家の混沌の中に沈んでしまったようです。(割ってしまった記憶はありません)

使い勝手は?

実際の使い勝手のことを言うと、深さがあまり無くて、針の長い剣山を使うと、「水面から針がでるんじゃないか?」と思うことがあります。
そして、器の地肌がどうも汚れっぽく、パステルカラーが割りと早くくすんでしまいます。買ったばかりのきれいなピンクを保とうとするなら、相当マメなケアが必要かと思います。

色違いもありました

この花器は、色違いで水色も売っていました(私はピンクしか買っていません)。しかし、私の知る限りでは、ピンクを持っている人の方が圧倒的に多いように思います。……たまたま、私の周囲がそうなのかもしれませんが。