自分が使った花材事典:キンギョソウ(ローズピンク)
すごく濃い色のキンギョソウです。
花を少し知っている人からすると、キンギョソウはありきたりの極みみたいに見えることがあるものですが、こんな色だと印象的に使えそうです。
キンギョソウってすぐにだめになるよね、やっぱり安い花はねえ……と思っている人にお伝えしたいと思いますが、キンギョは確かに数日で終わった花がポロポロ落ちてきたりします。しかし、たくさんの花が縦に連なって咲く花の多くは、同じように「下から咲いていって、下からだめになる。でも、上に向かってどんどん新しい花が開いていく」というシステムになっています。
一番下部の花がぽろっと落ちた段階で、
「もう枯れたのか。もう二度と買わない」
とか言うのは早計です。
枯れたところだけちょっとつまんで捨てたら、それで済むから! すでに新しい花が開いて、もっともっと咲いていくから、大丈夫。
キンギョソウは、確かに安い花ですけど、「安い=品質が悪い」ではないから!
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