自分が使った花材事典：チューリップ（オレンジ、パロット咲き）
品種は確認しませんでした。あまりビラビラでないパロットです。
パロットも、ビラビラになりすぎると、チューリップらしさがなくなってしまう場合がありますが、この花は「らしさ」が十分に残っています。
チューリップの中には、軟い軸で、日がたつにつれて伸びて下向きになっていく、という子がいます。
要するに、こんな感じになっていきます。
下を向いてますが、枯れてきているのではありません。なので、下向きを楽しんで生けたらそれでOKです。
徐々に花は開いてきますし……
しかもそれが伸びて横だの下だの向き始めますので……
最初に生けたときより、数日後のほうがワイルドな姿になったり、柔らかな姿になったりします。
そのため、生けなおさないといけなくなることが多く、「めんどくさい」という理由で嫌う人もいるのですが、慣れればむしろ面白いと感じることもあります。