自分が使った花材事典:カイドウ

2018年9月28日

いわゆる、ハナカイドウですね。

カイドウを生けたのは初めてです。切花として扱ったのも、初めてです。要するに、根っこの付いていないカイドウとお付き合いするのが初めてです。

植木のカイドウなら、子供の頃から親しんでいます。うちの庭にありましたし、花屋業務で売ったこともあります。

ただ、このカイドウは、私の思っているカイドウとは、少し花の顔が違います。私の思っている「スタンダードなカイドウ」は、もう少し輪が大きいです。
カイドウにも、色々と品種があると思うので、これは花の小さい品種なのかなあと思います。


小さいし、まるまっちい花ですね。
私の思っているカイドウは、もっと桜みたいにパッとひらいている花です。

私のカイドウのイメージとバッチリ合致しているのは、花の密度です。花がびしーーっとついて、満開になると一気に派手な花木になります。

今回、初めて切花で扱って思ったことは、水が下がりやすいということでした。新芽の部分は仕方ないとして、そうでない部分も、実に簡単に下がりました。水揚げしなおすと、わりと素直に復活するんですけど、「デリケートだな~~」という印象を持ちました。