自分が使った花材事典:真珠の木

パールツリーとか、ペルネティア、の名でも流通します。

一番メジャーな呼び名は、現在なら「ペルネティア」かな?と思いますが、自分的に「真珠の木」と呼ぶのが一番しっくりくるので記事タイトルは真珠の木としました。

真珠の木といっても、この画像だと、どの辺が真珠なのかわからないですよね。

私が買ったものは赤い実の品種ですが、真珠の木には、白い実や紫の実もあります。多分、白い実の物をさして「真珠みたいな実だから真珠の木」とよんだんじゃないかと思います。白い実の品種は本当に真っ白なので、なるほど真珠みたいだと思います。

こんな季節にアップしていますが、私がこの真珠の木を買ったのは、昨年12月の初旬です。12月、つまりクリスマスを見据えたシーズンには、赤い実が多く流通します。私も、この真珠の木をクリスマス目的で購入しました。

ほんの30~40cmくらいの長さの切り花でした。私は、真珠の木の大枝を見たことが無いので、「多分、灌木なんだろう」と思っています。

ところで、私はこの実や葉、枝つきをいくら見ても、「この木が何の仲間なのか」が全然分かりませんでした。そこで、検索してみたところ、つつじの仲間だと分かりました。

へえ、つつじの実なの、これが、と思いました。(全く同じことをブルーベリーの時にも思いました)
好奇心で、この実を割ってみたところ、

ん? 何このもしょもしょ。
んん? これ発芽してない?

茶色い、ゴマ粒くらいの大きさの種から、緑の小さい芽が出てきています。
ほかの実も割ってみたら、ほとんどすべてが実の中で発芽していました。強烈に種まきしてみたいと思いましたが、もううちのベランダの鉢数が限界で、我が家はあきらめて実家の庭に2~3個放って来ました。
あれで育つとはあまり思えないですが、運良く生き延びたらまた会えるさ!と思っています。