ベランダの様子

2018年10月7日

現在のベランダの画像を何点かアップします。

クチナシの根元に、いくつかの芽が出てきまして……。

私が思うには、下の画像のように仕分けできます。

ピンクの○で囲んだものは、ただの雑草。
黄色の○で囲んだものは、スミレ。
赤い○で囲んだものは……これは……「新たな、謎の芽」です。

謎の芽に寄ってみると、このようなお姿です。

私は、どうもこの顔に見覚えがあります。
この顔は……ヒラナスさんに似ていらっしゃる。

でも、もしもヒラナスさんの芽だとしたら、なぜ、今この鉢で発芽するのかが分かりません。
だって、うちでヒラナスを育てたのは去年のことです。去年発芽せずに、一年浪人していたということでしょうか。

うちにはかつて、一年浪人して出てきたアロニアさんという優秀な人がいるので、浪人を悪いとは言いません。しかし、ヒラナスの単純にして明快な発芽っぷりを去年見てしまったので、発芽しそこなって地下にもぐっていた種があったとは思っておらず、その点を意外に思っています。

下の画像は、先日の記事に書いた「謎の地生蘭」です。

プリーツの入った葉と、その葉に包まれて出てきているつぼみが、何の蘭なのか分からないでいます。
つぼみの形から、「エビネ?」という気がしないでもないのですが、この蘭は勝手に生えてきたものでして、エビネが突如発生することってあるのだろうかと思っています。
えびねって、地下茎で増えるんじゃないの? どこからか種が飛び込んできて、そこから生え出すことってあるんでしょうか。

今、この記事を書きながら突如思いついたのですが……もしも銀蘭だったら嬉しいな、と思ってしまいました。いやでも、銀蘭ではないでしょう。キンラン・銀蘭だったら、もう少し小さいはず。
そもそも、キンラン・銀蘭は、今その辺で見つけることはできるのでしょうか。私が小さい頃には、草っぱらや山林で、会えなくも無い蘭でした。でも、気軽に会えるものではなく、「滅多に出会えない、出会えるとラッキー」なヤツでした。東京には……もう無いのかもしれません。

ちなみに、上の画像で、蘭の間から出てきている丸い葉は、スミレの葉です。図らずも、地生ランとスミレの寄せ鉢になっています。

最後の画像は、上に「優秀だ」と書いたアロニアさんです。

来週あたり、満開をむかえると思います。
この人は、ほとんど何も手をかけていないのに、毎年たっぷり花をつけてくれてホントにデキるヤツなのです。