自分が使った花材事典:アイビー(2種類)
アイビー:切り花入荷 長尺
「長尺」と書いてしまいましたが、1mくらいなので、びっくりするほど長くもないです。


1mくらいあると、いけばなするときに、いろいろなことができて楽しいです。
私は、アイビーは好きなんです。子供の頃から、なんとなく憧れを持っていた花材です。アイビーが壁を覆う洋館とか、ウエディングブーケから枝垂れ落ちるアイビーの蔓なんぞを見て、「ステキ!」と思っていたのでしょう。
そういうわけで、私はアイビーは枝垂れてくれないと楽しくありません。
アイビーは、水に挿しておくと、勝手に発根して育ち始めます。なので、このアイビーは、今も花瓶から垂れ下がって揺れています。しばらく、このまま水栽培して、いけばなに使いたいときに使おうと思います。

アイビーには品種がいろいろあります。私は、とくに好みの品種というのは無いのですが、緑一色の葉よりも、斑入り葉の方が好きです。
アイビー:自家製切り花
こちらは自家製切花です。

うちのベランダで育てていたものを切りました。
自分のうちで育ったものを切っていけると、生産者さんの偉大さが分かりますよね。シミも傷も無い葉っぱというのは、自家製ではかなり難しいです。画像のアイビーは、一番きれいなところを取って来たのですが、茶色くなっていたり、不ぞろいなところがあります。
でも、そういうところも愛して生けられるのが、自家製切花の強みでもあります。



このアイビーは、ブログに初登場したときにはこんな姿でした。それが、大きな株に育ってくれたのですが、この秋に、土からほりあげてしまいました。
ほりあげてどうしたかと言いますと、黒松のクロちゃんと一緒に、私の草月展についてきてもらったのです。
黒松クロちゃんと、アイビーあいちゃんに力を借りて出品した作がこちらなのであります→最新作展示場(アイビーあいちゃんは根っこしか使っていないので、わかりにくいかと思います)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません