衝撃 その1
昨日の記事で予告しました、「衝撃のデビュー作画像」をアップします。
しかし、今日の私は、画像登場まで引っ張ります。
ものっすごい引っ張ります。
あざといテレビの演出みたいに引っ張ります。
いや~昨日からあったかいですよね~。東京22度ですって。2月なのに。
……って言うくらいのことをしてでも引っ張ります。
なぜなら、最初に出したら、完全なる「出おち画像」にしかならんからです。(見れば分かる!)
ではまず、デビュー作について、ざっと解説しましょう。
私のデビュー作(デビュー作の定義としては、「広く一般に人の目にとまるところに初めていけた作品」とさせていただきます)は、実は展覧会出品で作ったものではありません。
某化粧品店(ドラッグストアというべきか?)のディスプレイが、私のデビューでした。
そう、商業空間にてデビューであります。しかも、ギャラ有りでした。今から考えると、これは驚くべきことです。
まあ、飛び込み営業でゲットしたものではなく、友達のご両親がやっているお店だったので、人脈活用系でまとめた話でしたが、展覧会にも出したことの無い二十歳そこそこの私に、よくもやらせてくれたものです。経営者であるお父さんは、お店と商品に対しては非常に厳しいプロ意識を持っている方で、娘さん(私の友達ですが)は、商品を粗末に扱ったという理由で、幼児だった頃にぶっ飛ばされたことがあると言ってました。(普段は娘にベタ甘なのに!)
私は、クライアント=友達のお父さんに、商品とお客様の邪魔にならないこと、商品を傷つけないことを約束しました。
私は、約束の日、花と器をお店に持ち込み、アクリル花器に1点、ガラス花器に1点、計2点を生けました。
生けてから、「そうだ、記録用に写真くらい撮ろう」と思いつきました。急に思いついたので、(家を出るときは、そんなことを考える余裕は無かった)カメラの用意が無かったため、コンビニに走って、「うつ○んです」を買って来ました。2点とも、何回かシャッターを切りましたが、現像してみたら露出が全然足りず、うすぐらーいところに花がギリギリな感じで写っています。
ですので、画像としては、正直きたないです。「出おち」にふさわしいほどにきたないです。元写真部の、一眼使いのおseiさんとしては、かなり恥ずかしい画像です。
でも、予告したので公開しましょう。「見ても分かるかなあ」レベルにきたないですよ。少しでもマシに見える方の1点のみ、公開します。
↓ ↓ ↓
分かります? 手つきのガラス鉢(倉敷ガラスです)を、紫のトルコキキョウで埋め、そこから、変わり咲きのカラーが、ひょいと左に出ています。
現在の私の目から見れば、カラーの線の吟味が全く不十分ですが、見られるものではあったと思います。
私は、現在は、草月流の尾中門下に属していますが、当時はそうではありませんでした。「尾中先生の、お弟子さんの弟子」でした。つまり、尾中門下とは、関係ないといえば関係ないヒトだったわけです。しかし、上の画像を見ると、そこはかとなく、「尾中門下に連なる人」の気配が感じられます。(ガラス花器、カラーの線の要素など)
当時の私の先生は(残念ながら、現在は指導されていません)、尾中門下の息吹を私に伝えてくれたのでしょう。
明日は、「管理人、衝撃の生けこみ風景画像」を公開します!
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