2025ハロウィンかぼちゃ(オレンジかぼちゃ)

こちらの記事の続きです。2種類のかぼちゃの記事として書いていましたが、ここから「オレンジかぼちゃ」だけの記事にしました。(デコボコかぼちゃの様子も別途記事にします)

人工授粉の結果は?

6/7に人工授粉した雌花は、多分受粉成功したんだろう、と思える状態になりました。

2025.06.12

5日たっても黄色くなって落ちるようなことはありません。ただし、大きくもなってくれていません。
でも、もしこの実がダメになっても、まあ大丈夫なんじゃないかなあと思っていました。左上の方にも一つ写っていますが、雌花がほかにもポツポツ現れていたからです。一個ダメでも、2個目にチャレンジできると思いました。

二回目の人工授粉

受粉させた実が全然大きくならないので、雌花がもう一つ開いたときに、保険として二回目の人工授粉をしました。

2025.06.14
2025.06.14

↑あっ。片手で撮りながら受粉してたら、めしべを写しそこなってる!

二つとも受粉成功したら、基本的には最初の方を残します。もし、二番目に受粉した方が、圧倒的に良さそうだと思う要因があったら、二番目を残すことにします。

オレンジかぼちゃの花

このカボチャの花は、同時に育てたデコボコかぼちゃと比べると、花弁の幅が狭く、シャープな印象でした。

2025.06.09

花色は、デコボコかぼちゃと比べると薄め。でも、どちらもかぼちゃらしい花でした。

2025.06.11

二つ受粉しといてよかった!

二回目の人工授粉の2日後、下のようになりました。

2025.06.16

一個目は、黄色くなってしまいました。
二個目もこうなってしまったりして……と思いましたが、

2025.06.18

↑比較するものが無いので画像の上では分かりにくいですが、実がはっきりと大きくなっています。これは、多分受粉したのだろうと思われました。
そして、しばらく観察しているうちに、ついていた雌花が黄色くなって落ちるようになり、「実を育てることにパワーを奪われて、ほかのものが育たなくなったのだろうか?」と思いましたが、それが正しいのかどうかは分かりません。

実が黒くなってきた!

実は、徐々に徐々に大きくなってきました。そして、あるタイミングから黒っぽくなり始めました。枯れてきて黒ずんできたのではないことは、見て分かりました。
だんだん黒くなる頃の画像は、残念ながら撮っていませんでした。なぜ撮らなかったのか覚えていませんが、つゆの時期なので、雨続きだったのかもしれません。次に撮った画像は、ほぼ真っ黒になってからです。

2025.06.29

このように、真っ黒になった直後から、今度は徐々に黒い色が抜けるような感じで、オレンジ色になっていきました。なぜ、「緑→オレンジ」ではなく、「緑→黒→オレンジ」なのか分かりませんが、なんらかの理由はあるのだと思います。
オレンジ化が始まった頃から、株のほかの部分、つまり葉っぱや、ついていたつぼみや、蔓が、全体的に黄色く枯れ始めました。

下は、だいぶオレンジ化が進んだ頃の画像です。

2025.07.08

葉っぱも蔓も、だいたい黄色、もしくは茶色になって、株としてはほとんど枯死に近い状態です。

2025.07.09

日に日に、オレンジ色が強くなります。

2025.07.11

上の画像を撮った後に、蔓を切って収穫しました。
緑色が少々残っていて、完全にオレンジ色ではないのですが、見てのとおり、株自体はもうほぼ枯れています。なので、この株につけておく意味が無いだろうと思って切ってしまいました。

追熟?

収穫したオレンジかぼちゃは、数日たったら、緑の部分が少なくなり、オレンジ色が濃くなりました。追熟したと考えて良いんでしょうか。

7月の上旬に収穫したこのカボチャは、現在でもきれいなオレンジ色をしています。気が早いようですが、すでに黒い紙を貼ってハロウィン仕様にしています。このままハロウィンまで持ってくれたらいいなあと思います。

今まで、うちで実らせて収穫したカボチャは、すべて速やかに傷んでしまって、一か月持たずに処分した記憶しかありません。なので、2か月ほど持っているこの子は断トツの新記録です。もしかして、内部が乾いちゃって、腐る余地が無いのかな?などと思っています。

この子の親は、このカボチャなわけですが、大きさはともかく、形が全然違います。これは、生育環境のせいなのか、はたまた先祖返りしたのか、私には分かりませんが、ハロウィンカボチャらしさがちゃんとあるので、栽培・収穫には満足しました。