着色パッションフルーツ
パッションフルーツというと、普通はこれを思い浮かべますよね。

この実に色を塗るのか?って感じですが、そうではなく、この実がなるパッションフルーツの株全体を乾かして着色したやつをいけばなに使うよ、というはなしです。
株全体というか、主に根っこなんですけどね。

このパッションは、うちのベランダで8年間育てていたものです。当ブログの、いい加減がーデニングのカテゴリに、以前は毎年登場させていました→パッションフルーツ
8年間も、ろくに鉢替えもせずに小さな鉢に押し込め、放任主義で肥料もほとんどやらずにいたら、いつしかあまり花も咲かなくなっていました。そこで、私は去年、パッションフルーツ君に「あのさあ」と持ち掛けました。
「私と一緒に草月会館に行ってくれない?」と。
パッション君の本意は、yesだったかnoだったか定かではありませんが、私はyesであろうと推測して、株を鉢から引っこ抜き、乾かして着色したのです。

自家製乾燥根の、自家製着色です。白スプレーで着色しました。
根っこのほかに、蔓の先の方も一部着色しました。

上の画像だとあまり分からないと思いますが、細い髭がクルンクルンしていて可愛いです。

繊細過ぎるので、大きい作品にはできないと思いますけどね。
上の根っこは、実際に草月会館の展示に連れていきました。そして、一部刈り取った残りが今もうちにあります。
本当は、一度使ったら捨てるようなグレードの素材なのですが、なんか愛着があるので(8年一緒に暮らしてますから)せめて稽古にもう一回使ってから処分しようと思っています。
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