自分が使った花材事典:月桃

足のなが~い月桃を買いました。
傘と比較してみますと、長さがわかると思います。

月桃というのは、意外に身近な生活の中で発見できます。
育てている人もいますし、食品や化粧品に加工されていて、商品の「原材料」のところに「月桃」と書いてあるものがたくさんあります。
私も、以前に月桃の香りの練り香水なるものを持っていたことがあります。たしか、沖縄のお土産でした。

月桃の足の部分を見れば明白にわかるのですが、

月桃は、大きく言うと、ストレリチアなどと同じく生姜の仲間です。

この、長い足を生かして使うこともできますが、やはり一番の魅力は実の部分です。

……とは言っても、私は月桃の実を、それほど好きでもありません。理由ははっきりしていて、昔勤めていた花屋の倉庫に、埃をかぶって見る影もなくなった月桃のドライがずーーーっと置いてあって、そのせいで「月桃=埃」みたいな印象があるからです。
月桃にしたら、とんだ言いがかりみたいな理由なので、自分で買ったこの月桃を大事に使って、埃の記憶を上書きしてやろうかと思います。

この月桃を生けて、数日たつうちに、実がパカパカ割れてきました。

↑なんか、怪しい目玉が開いてきたように見えなくもない……。
怪しい目玉の中には、種がぎっしり入っています。そこから、ほんの3粒、種を取り出してみました。

あんまし発芽能力なさそうに見えるのですが、面白半分にまいてみようかと思います。