自分が使った花材事典:ルコウソウ
自家製切り花です。
要するに、こちらの記事のルコウソウを、切って生けたものです。一日花だからなのか、切り花で流通する花ではありません。
↑ルコウソウの花を真横から見ると、完全な「T」型。
切った時は、花はまだ咲かず、つぼみがいくつかついている状態でした。
蔓先の動きが面白いです。
長いので、まとめないと花瓶から床に垂れ下がってしまいます。
切れ込みの大きい葉が、良いポイントになっています。
ルコウソウの水揚げは、非常に良いです。サツマイモや朝顔の仲間なので、貪欲に水を吸って生き延びるタイプです。
そう思っていたので、私はまだつぼみの状態で切りました。何日か後に開花するまで、しおれたりしないと踏んでいたからです。
このルコウソウの花は、切ってから3日目に、まず最初の一個が開花しました。その後、さらに2日後に、三つの花を咲かせました。そのときの様子が、下の画像です。
撮ってあるのがここまでなので、9/21以降の画像は出しませんが、実は今でもこのルコウソウは生きています。
切った時についていたつぼみは全部咲き、そのあとは、新たに出てきたつぼみも咲きました。「咲きました」というか、今日も一つ咲いています。
1か月近くもダメにならず、あまつさえ新たなつぼみが発生して開いているということは、つまり……
↑発根してます。さすがサツマイモの仲間。
発根しましたし、つぼみも出てきましたが、このままいつまでも水栽培というわけにはいきません。そろそろ、ルコウソウの季節は終わりです。
蔓も扱いやすかったし、水が下がる心配は無いし、良い切花だったなあと思います。
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