水栽培容器
※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)
ガラスの水栽培容器です。
くびれがあって、球根が下の水に落ちないようになっている、ごくスタンダードな水栽培容器です。
これは、私が小学生のころからあるもので、買ったのやら、学校の教材だったのやら、もはやだれにも分かりません。
結構な小型容器でして、ヒヤシンスの球根なんかは、多分小さすぎてのせられないと思います。一体、何を栽培する用だったんだろうか。
この容器で何かを水栽培していたという記憶は、ぼんやりとあるにはあるんですが、何の花だったかなどは到底思い出せません。
それよりも、この容器を母が花瓶扱いして、しかも気に入っていたことは覚えがあります。
母が気に入るのも、私にはようわからんのですけど、「形がかわいい」と言うんですよ。……かわいいのか? かわいいもなにも、普通の水栽培容器じゃないか、と思うのですが、彼女が言うには可愛いんだそうです。
可愛い云々よりも、口が狭いから花一本くらいを放り込むのに便利だったんじゃないかと、私は推理しておるのですが。
気に入っていたものを、私に「持っていく?」と聞くのはなぜかというと、私の推理によれば「終活」です。偶然私がいなければ、多分これは捨てられていたのでしょう。
我が家でも、水栽培に使ったり、一輪挿し扱いしたりしていこうかと思います。半世紀ほども前の安物水栽培容器ですけど、こういう安物こそ、私が死ぬまで割れずに残っているような気がします。
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