デキャンタ

2020年4月18日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


「食器」と言うか、「酒器」ですね。ワインなどを入れるデキャンタです。これは、何かお祝いのお返しとか、引き出物みたいなことで貰ったものです。
私は、デキャンタを使うような、洒落たワインの飲み方はしないので、一目見たときから、「花、生けてやろう」と思って、花器置き場に持って行きました。

上の画像では全く見えませんが、実は全体に線刻風の装飾が入っています。バックに色を入れて撮ってみましょう。
↓ ↓ ↓

線刻風のものが見えると思います。もちろん、本物の手作業の線刻ではなく、こういう型で作っている大量生産品です。しかし、まあまあきれいですよ。
水を入れると、もっと質感がアップして、線刻(風)もきれいに見えます。

生けることを考えると、口が小さいのと、全体のフォルムとの兼ね合いで、スラッとしたもの以外が、なかなか生けにくい欠点があります。
そして、本格的にいけばなに活用しようとするなら、器の中が丸見えになるので、足をどうするか考える必要がありますね。(一輪挿しにする程度なら、足の計算とか、どうでもいいんですが)

↑蓋です。
生けるときには、デキャンタの蓋は外すわけですが、ガラス好きとしては、「蓋だけを、何かいけばなに利用できないか」などと考えてしまいます。光の屈折を見せるとか、使い方はあると思います。