枯れヒマワリ

枯れヒマワリ(自家製)

先日、「自分が使った花材事典」カテゴリに、種ヒマワリをアップしました。そのときのヒマワリを、水から離しておいて枯れヒマワリを作りました。

小さいので、たった3~4日でカリカリの枯れヒマワリになりました。もっと大きいものだと、もっと日数がかかると思いますし、カビのリスクなんかも高くなる気がします。

このヒマワリは、しべが残っている状態で入手したので、枯らすときには、しべも一緒に枯れていきました。その枯れたしべが種に引っ付いているのが、すごく汚く見えまして……

うわあ、ゴミじゃん、って感じですが、邪魔なしべは落としてしまいます。

指でシャリシャリと落としていき、全部落ちたらきれいな枯れヒマワリの出来上がりです。

今回のヒマワリの気に入っているところは、「種の面に高さがある」ことです。

↑こんなに立体的なヒマワリでした。

枯れヒマワリ(既製品)

枯れヒマワリは、大きさも美しさも、ドライ処理の確かさも、自家製より既製品の方が上です。なので、花展などで枯れヒマワリを主役にしようと思ったら、私なら既製品を選ぶと思います(何か理由があればその限りではありませんが)。

今現在、私が持っている既製品の枯れヒマワリは下の画像のものだけです。

これは、とても古いものです。10年以上前に、人が花展会場の撤去のときに「捨てる」と言っていたものを譲り受け、そのまま自分は一度も使わずに取ってあるものです。
元の持ち主さんが、長い間使いまわしたそうで、その跡もばっちり残っていて、なるほどそんなに惜しくなかったものなんだなと思うのですが、やたらに大きいのと、「せっかくもらって来た」という思いから、いまだに捨てられません。

大きいから、買ったときには高かったのだろうと思います。参考までに、上の項の自家製枯れヒマワリと大きさを比べますと、

↑こんなことになります。

このデカ枯れヒマワリ、使う機会あるのかしら……。
もし「使わないな」と思ったら、稽古場に出して活用してもらうので、無駄にはしないつもりです。