オアシスカッター
花用の給水フォーム、いわゆるオアシスをカットする専用カッターです。
これは、私が買ったものではありません。かつて出入りしていた花屋さんが廃業するときに、「欲しいならやる」と言われてもらってきたものです。オアシスカッター、一つも持っていなかったので。
オアシスは、専用カッターが無くても切れます。文房具のカッターでも切れますし、前にも書いた気がしますが、私は下敷き（ノートに挟む下敷きです）で切ったことが何度でもあります。
なので、長年花をやってますが、お金を出してオアシスカッターを買おうと思ったことがありませんでした。このオアシスカッターは、貰えるというからもらったものです。
上の画像を見ていただくとわかるように、このオアシスカッターはギザ刃です。のこぎりみたいなギザギザになっています。
しかし、すべてのオアシスカッターがギザ刃ではありません。ギザギザしてなくても切れるんです。だから、私は「下敷きで切る」などということをするわけです。
オアシスカッターは、各メーカーからいろいろなものが出ていますが、ギザありとギザ無しの割合は、半々くらいか、ギザ無しの方が少し多いくらいかもしれません。ギザ無しの方は、要するに「ただの薄い金属」をナイフ形にしてあるだけで、文房具のカッターのようなスパスパの刃はありません。
しかし、素人さんはナイフ形をしているだけで刃物に見えるらしく、私がギザ無しオアシスカッターを抜き身で腰に挿しているのを見てぎょっとされる方はたくさんいます。
ギザ刃とギザ無しはどっちが良いのか、と聞かれたとすると、私は今まで働いた花屋がすべてギザ無しを使っていたので、慣れているという意味でギザ無しの方に親近感を持っています。が、シンプルに機能上のことを言え、というのであれば、「どっちでも良いです」と申し上げたいです。