鉄足付きポール

2020年4月1日

※花器カテゴリは、管理人が自分の所有花器を管理するために作成しているものです。(何らかの方法で管理しないと、持っているのを忘れることがあるので)


↑分かり難い画像ですみません。
これは、鉄の円盤の上に、細い鉄パイプを立てたものです。「花器」と言うのもどうかと思うようなものですが、花を生けるために発注したものなので、私にとっては紛れもなく「花器」です。

この鉄花器、私が今までに草月アトリエの鉄工所に発注した唯一の花器です。草月展のために発注したものでして、「こういうのを作りたい」というデッサンを持って、アトリエを訪ねて行きました。(超絵下手の私ですが、こういうすべて幾何学的に描いて大丈夫なものは、ちゃんと人に見せられるデッサンを描けます)

草月アトリエには、そこら辺に鉄板とか、鉄パイプとか転がっているので、
「この円盤に、このパイプを立てたらどう?」
などと、その場で話をして、パイプの高さとか、鉄板の厚さなどを決めました。

実はそのときに、私は「発注個数」を明確には決めないでアトリエを訪ねたのです。なぜなら、一個いくらで作れるのか、ぜんぜん予想できなかったからです。なので、
「大体、2本頼むつもりでいよう。安かったら3本頼もう」
くらいに思って、アトリエに出向いたのでした。

結果的には、私は3本頼むことにしました。3本合計しても、10,000円程度だったと思います。(もっと安かったかも)

というわけで、家に三本あります。家の中で、非常に邪魔であります。
でもまあ、腐るものでもないし、大事にして、何度も使ってやろうと思います。

大物を何度も使いまわそうと思ったら、とにかくシンプルに作っておくに限りますね。そして、できれば重量は軽く作っておくと、自然に出動させる回数が増えて、元を取ることができます。
この「花器」」も、私は草月展のほかに、こんな展覧会で使っています→絵と花で語るエラリー・クイーン MYSTERY「謎」展  ページの、右下の画像で、つるとか葉っぱの装飾を支えているのが、上の三本です。大きさがあるので、作者はかなり助かりました。(ポールの高さは、115cmです)

しかも、実は三本まとめても、女性が一人で楽に運べる重さでして、私は、草月展でこの3本を使ったときに、作品撤去の際には三本を紐でひっくくり、片手で持って電車で帰りました。

↓これが、足の部分。

↓これが、パイプの先端部分。

パイプということは、つまり「棒」ではなく、中に穴が開いてるわけです。ここに、何か引っ掛けたりできるわけで、これが無いと、さすがに「生ける」のは難しいですね。
パイプを太くすれば、もっと引っ掛け甲斐のあるものになりますが、そうするとスマートさが犠牲になるので、どの程度で手を打つかが悩ましいところです。
現在、家の中では、ここにS字フックを引っ掛けて、ものの吊るし場所になってます。

生けやすさを考えると、こんな風にすると植物とかかわらせる可能性が広がります。
↓ ↓ ↓

三本とも、鉄角水盤の中に立ててみました。こうすると、「水盤の中に足場を立てている」ということになり、たっぷり水を飲ませられる生け方ができます。

鉄と鉄の組み合わせですから、当然相性は良いですし、両方黒なので、ますますマッチしていますね。鉄を作るときに、とりあえず色をそろえておくと、後々便利な使い方ができるので、おすすめです。

ただし、この鉄水盤と鉄のポールは、細かいことを言うと、表面の塗装が異なっています。鉄水盤は焼付け塗装ですが、ポールの方はそうではありません(塗りか、スプレーなどでしょうか)。仕上がりとしては、焼付け塗装の方が、圧倒的にきれいです。まあ、ポールの肌をきれいに見せようとしなければ、別段問題はありません。