自分が使った花材事典:ヘリコニア

2020年5月7日

ヘリコニアです。品種は聞きませんでした。

ヘリコニアには、色々な品種があります。花の色・形・付き方も多様です。特に人の記憶に残りやすいのは、「ハンギング」という、下に垂れ下がるタイプのものです。
ハンギングは(ハンギングも一種類ではないのですが)、元々垂れ下がる仕様の品種なのでして、画像のヘリコニアも大きく育てたら垂れ下がってくるのかな、と思ったら大間違いです。

ヘリコニアは、とっても個性的

しかし、どんな必要があったら、こんな花ができあがるのでしょうね。

あまりにも個性的な形・色・質感です。30年くらい前は、当たり前のように「プラスチックの作り物でしょ」と言われたのが懐かしい。そう思われて当然なほど、「いわゆる、お花らしさ」とは別の、独自な魅力を持った花です。

ヘリコニアは、とにかくインパクトのある花材なので、花展作品や、店舗ディスプレイによく使われます。こういう、見た目が変わっていて、しかも大きさもある花は、本当にうまく使えると、強力な武器になってくれます。ただし、安易に使うと、変に安っぽく見えたり、花の力に生け手が振り回されたりします。

ヘリコニアの「花」と「苞」

ヘリコニアの、赤い部分は、正確に言うと花ではなく、「苞」です。
本当の花は、苞の中に納まっています。

失礼しま~す。

ヘリコニアの花

バナナとか、ストレチアの系統の花です。
ということは、つまりこいつもショウガ関係のヒトなのです。

↓茎の切り口など見ると、なるほど生姜関係だと思います。

葉生姜感、もしくは、はじかみ感がアリアリ。

ヘリコニアとストレチアを見て、「お~生姜ご一家」と思う素人さんはあまりいないと思います。
一般的に思うことは、「お~トロピカルご一家」という感じだと思います。
ヘリコニアは、ストレチアよりも、なおさらトロピカル色が強いと思いますが、ハワイ料理の店あたりにしか生けられないというものでもありません。正月の床の間に、堂々と立ててもキマる花です。