空き瓶リメイク その7

空き瓶リメイク その7です。

今回も、キレートレモンの350ミリ瓶で作ります。

その5その6をご覧になった方は、うすうすお気づきかもしれませんが、私の「編み上げ式リメイク」は、基本的に全部あの編み方です。編む素材によって、だいぶ印象が変わるので、全然違うことをしている風を装う作戦です。
私は、その5で麻紐、その6ではテグスで編みましたが、手近にひも状のものがあったら、なんでも同じように編めてしまいます。毛糸でも、ラフィアでも、なんでもイケます。

で、今日は、いい加減捨てようかと思っていた「こより」で編んでみようと思います。

使うものは、空き瓶一つと、こよりひもだけです。

こよりひもって、皆さん分かります? お若い方は、知らないかな?
書類を綴じるのに使う、紙をより合わせた紐です。
もしや、すでに流通してないのだろうか……と思って検索してみたら、どうやら普通に売られているようです。

私は、こより紐を、10年以上も前に、いけばな素材にする目的で買いました。何度か触ってみたのですが、特に花展作品などにすることはありませんでした。家で生けるときに使ったり、稽古場でお弟子さんたちに提供したりして大半を消費しました。
それが、まだ残っているのですが、一部の色が変わり始めたので、捨て時が来たかなと思っていました。

今回は、変色していないきれいなこよりを選んで、瓶の周りに編み上げていこうと思います。
所詮紙ですので、ガラス瓶とどのくらいマッチしてくれるのかがよくわからん状態で着手しました。(麻紐なんかは、始める前から「大丈夫な組み合わせだ」とわかってますけど)

編み方は、その5と一緒なので、詳しい説明はしません。作成画像だけ、どんどん出していきます。
こよりひもの画像は、麻紐・テグスと比較にならないほど分かりやすいです!

その6で、画像が撮れないわ、撮れたものが分かり難いわという経験をした後だったので、「こよりひもって、なんていいやつなんだ」と思わずにおれません。

では始めましょう。
最初の画像から、くっきりと分かりやすいですよ。

まず、「底」を作ります。(説明をほぼ省略していきますので、分からないところはその5をご覧ください)

「底」の上に、瓶を置き、「二番目の結び目」を作ります。

上の画像から瓶をどけると、こうなります。
↓ ↓ ↓

一つ一つの結び目の大きさが全然違いますが、まあ細かいことは気にしません。

この後も、三番目の結び目、四番目の結び目、という風に作業を進めていきます。

↓途中経過。

紐が足りなくなったら、新しい紐を結んで継ぎ足します。
上の画像をよく見ると、「ここで継ぎ足したな」というのがわかる部分があります。でも、そんなに目立たないので、気にせずに進めていきます。

口の部分の、スクリューの下まで編みあがりました。
↓ ↓ ↓

飛び出している紐を切ると、このようになります。
↓ ↓ ↓

お~~、予想外のさわやかさ。ちょっとマリンテイストすら感じます。白い綱で縛ってるような風情が出ました。
こよりがこうなるとは思わなかった。

ちなみに、瓶の底を見てみると、こうなっています。
↓ ↓ ↓

そして、ここでもやっぱり、最後の問題は、「スクリューをどうやって隠すの?」ということになります。
こよりひもは、麻紐などと比べると固いので、口元にぴったり巻くのは難しいです。

↓そこで、苦肉の策。

こよりの束で、口元を縛ってみました。
ほかに思いつかなかったのでこうなりましたが、何かもっと良い方法がある気がする。こよりの大きな結び目って、「水引風」もしくは「しめ縄風」になりますね。マリンテイストに、和テイストが入り込んでしまいます。

結び目を、向こうに向けて使ってみました。

★おまけ★
編んでいる最中に気づいたのですが、こよりひもというやつは、しなやかな割りに、一度決めた形をカッチリ守ってくれます。そこで……

一度着せた「こよりひものアミ」を、脱がせます。

脱がせるために、一箇所切りました。

↓脱がせたものが、これです。

これが、何かに使えるような気がしてならない。
何に使えるかって? そんなことは知らん。でも、いけばな屋の勘が、私に「これを取っておこう」と思わせます。

いつか、草月展に「こよりひも大作」が出たら、seiの作だなと思ってください。

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