自分が使った花材事典:ハナミズキ(紅葉)

2020年2月6日

紅葉ハナミズキだというんで、もっと真っ赤なやつを想像していたのですが……

私の想像とは、ぜんぜん違うものでした。でもまあ、これも味わい深いじゃないかと思います。
紅葉というか、「紅葉に向かって一歩踏み出しました」というタイミングなのかな? 緑の部分も、だいぶ残っています。

赤い部分が縞になって現れているのが面白い。
そして、画像ではあまり目立ちませんが、まだ小さなつぼみがたくさんついていました。(スタンバイ早いな~)

この紅葉ハナミズキを2本買いまして、片方を切り分けたので、こんな風に3本になっています。

上の画像の一部を切ったのが、下の枝。

一番大きかったのが、下の枝。

ハナミズキは、枝が平面的な広がりを持っています。でも、色のグラデーションが変化をもたらしてくれるので、それほど「ベターっとした大きい面」という感じにはなっていません。むしろ、赤一色になった枝だと、「迫り来る赤い平面」みたいなことになるかもしれません。

この紅葉枝は、私が思ったよりも、ずっとよくもってくれました。
買ったときから、一部の葉が茶色っぽかったので、「これは、すぐ汚い色になって枯れていくパターンか?」と思われたのですが、緑や赤の部分が踏ん張ってくれて、一週間以上秋色が楽しめました。