自分が使った花材事典:石化豆

面白い花材でした。

不思議な顔をしてましたねえ。

どこから見ても、存在感のある花材でした。

花材名としては、「石化豆」と書いてありました。この豆を見るにつけ、大豆としか思われません。
大豆も石化するのか!という驚きを覚えました。

石化柳や、石化エニシダもそうですが、石化すると、平べったくなるだけでなくて、枝がうねり始めますよね。石化豆も、柳やエニシダに負けずにうねっています。うねってるというか、すごく巻いてます。

この花材は、2本一組で売っていました。大小の組み合わせになっていたので、もう一本は小さめだったのですが、

小さいほうでも、なかなかの存在感でした。

この花材の魅力は、あまりにも独特な形と雰囲気です。不思議でもあり、怪しくもあり、目にした人の足を止めさせる力があると思います。

この石化豆、茎はカチカチですし、実はこのまま乾いていきそうなので、「枯れものにしてやろう」と思いまして、稽古の後に、道具部屋に放置してみました。そしたら、2週間くらいしたら、このままの形で乾いてくれました。
枯れものの画像は、いずれ本サイトのほうに追加しておこうと思います。