自分が使った花材事典:小豆柳

2022年5月17日

小豆に似てるから小豆柳?

小豆柳は、なぜ小豆というのでしょうか。

多分、芽の感じが小豆っぽいからか?と勝手に思っています。

小豆柳は、使いやすい花材です

小豆柳は、いけばなの世界ではメジャーな花材です。安価で、手で簡単に加工できて、持ちが良く、割り込みも入れられるという、メリットだらけの花材です。

でも、多分、一般の認知度は、あんまし無いのだろうと思います。てゆーか、「小豆柳」というのは花材としての流通名らしく、植物図鑑的には別の名前だと聞いたことがあります。なので、樹木に詳しい人に聞いても、「小豆柳? はて?」と言われる可能性があります。

小豆柳は、よく曲がります

いけばな花材としては、巻いたり結んだり曲げたりと、こっちの言うことを聞いてくれるところが嬉しいです。

たとえば、このようなまっすぐな枝を……

↑一分もあればこのくらいに曲げられます。手で、くいくいくいっと曲げるだけです。
輪っかが作れるくらい曲げても平気なので、直立した枝を人為的に「しだれ柳」にさせてしまうこともできますし、リースのベースにすることもできます。