自分が使った花材事典:牡丹(白)

2018年11月5日

芍薬ではございません!

牡丹です。我が家に牡丹が持ち込まれることは、なんとはじめてだったりします。

しかも、5本もあります。

5本もあるけど……なぜか全部短い。

短いのは、この花たちが、花展のあげ花でもらってきたものだからです。
この牡丹たちは、二日間のいけばな展示に使用されたもので、私はその撤去の手伝いに行き、「報酬」と称して何種類かの花材を頂戴してきました。いただいてきた牡丹は、白とピンクの二色あり、後日ピンクの記事もアップします。

とにかく、全部短いので、ミニ花器を色々出してきて挿しました。


チョーヤ梅酒の空き瓶にまで挿しています。

ほぼ、器が隠れるくらいに大きな花が開きました。

毎日、色々な器に挿し、色々な配置をして数日遊びました。その間、家中牡丹の香りでした。
しかしながら……私は牡丹の香りはそう好きではありません。ただ、人が「すごく良いの香りがする!」と言ってくれるのは嬉しかったです。


牡丹は、やはりこの顔が好きです。
膨大な数の薄い花弁が、重なり合うこの様子。内部の方にわずかに差すピンク色。その奥に隠れるおしべ。
何ともいえない豊かさを感じさせる花です。