自分が使った花材事典:カラスノエンドウ
その辺の空き地にいくらでもあるような雑草です。
しかし、このカラスノエンドウは、空き地産ではないんです。うちのベランダの鉢で育てました。
元々は、どこか旅行先から取って来たんじゃなかったかと思います。多分、房総か伊豆高原です。「その土地特有の、珍しいノエンドウ」でもなんでもなく、ふつーーのカラスノエンドウです。
なぜそんなものを育てるのかと言うと、単純に好きだからなんです。
……かわいくないすか。
私にはかわいいんですねえ。素朴な豆の花が。
宿根スイトピーと大して変わらんでしょう。無料な分だけカラスノエンドウの方が生けやすいってものです。
生けるのは、ちょっと難しいことが多いんですけどね。小さいし、伸びたところは茎が直立はしてくれないし、ワイルドに葉っぱも巻きひげも暴れているので、ただ花瓶に放り込むだけだとわさわさしてしまいます。(一番上の画像のわさわさ加減をご覧ください)
生けるのに苦労する巻きひげも、一つ一つの形は魅力的だと思います。
口の小さい器じゃないとべろーーんってなるんですけど、それでも好きです。
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