自分が使った花材事典:フジバカマ

2018年12月5日

名前の知名度は高いフジバカマですが、花の姿を知っている人は、なぜか少ないようですね。

これがフジバカマです。さすが秋の七草の一つ。秋の風情がありますね。

本来は雑草なんだと思いますが、私は野でフジバカマを見た覚えがありません。(私が見逃しているだけかもしれませんけど)
花屋さんでも、そんなにたくさんは見かけませんね。地味な花だし、花期は秋だけですし。
けど、「珍しい花材」ではありませんよ。いけばなをやっている人なら、フジバカマくらいは普通に見慣れてて欲しいなあ。

花にもっと寄ってみましょう。

この画像は、つぼみの状態です。本当は、これから開くんです(開いても、見た目はそんなに大きくは変わりません)。
開くのを待たずに画像を撮っちゃったのは、余計なことをしないで、さっさと生けてしまいたいからです。
フジバカマって、すごく水が下がりやすくて、稽古場で生けているうちに花首がくたっとしてくるような花なのです。稽古場からフジバカマを持って帰るなら、しっかり包んで風に当てず、家に帰ったら水切りします。そして、生けるときも手早く生けること。

あ、花屋さん的な愚痴をちょっと言わせてもらいますね。
稽古場で水の下がりやすいものを使って、「水切りしたのに持たなかった」という人の多くは、水切り以外の部分で扱いを間違っています。
花袋から花の顔がはみ出したまま持って帰り、生ける最中は手荒く扱い(机にバサッと置く人、論外です)、切れない鋏で水切りだけして、水が揚がるのを待たずに手荒く生け直す。
こんなことをやるやつに、文句言う資格なし! 水切り以外を全部間違っていたら、水切りしたってリカバリできないですよ。当たり前じゃん。
10年以上も花を習っていて、そういうことを続けているやつ、馬鹿です。
良い子は真似をしないように!