自分が使った花材事典:カーネーション(ピンク×黄)
ピンクと黄色のカーネションは、以前にも「自分が使った花材事典」にアップしているのですが……
以前の記事のカーネとは、少々違うところがあります。
以前の記事の画像を比べると、花弁の形が違うことが分かります。
↑このカーネの方が、花弁縁のギザギザがハッキリしているうえに細かいんです。
そんなの、大した違いではないと言われるかもしれませんが、使い方によっては、大きな違いになります。
たとえば、ほぼ切れ込みの無い、丸弁のカーネで作ったマッスと、ギザ弁のカーネで作ったマッスは、人に与える印象が違います。この違いは、マッスの大きさに正比例して大きくなりますので、マッスにものを言わせるようなものを作るなら、「ギザギザの加減などどうでもいい」とは言っていられません。
こういうのは、花束を作るようなときには、あまり関係ないのですが、いけばなやアレンジの作品を作る方には重要なことになります。
花屋に、花材注文するときに、カーネの色だけ伝えてそれでよし、ともいかないということです。
丸弁とギザ弁のどっちが上なのか、という話しではありません。作者が、どっちを必要としているのかという話しです。
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